暗い色で白髪染めしている髪を明るく染める時の注意とかいろいろ。
2014年2月12日
・白髪が生えてきて、気になって白髪染めで地毛に近い色にしっかり染めている。
・白髪は明るく染めれないから、暗い色で染め続けている。
(限界はありますが明るめで染めることも出来ます。)
「でも、やっぱり真っ黒はいやだなぁ。やっぱり少し明るくしたい!」
と思うお客様はけっこう多いかと思います。
『暗く染まっている髪を明るく染める』
ここで、気を付けなければいけないことがあります。
暗く染めている髪を明るくすることは難しい!
白髪染めのカラー剤には、白髪にしっかりと色を付けるために染料が多く含まれています。
暗めのカラー剤で染めると白髪はしっかり染まります。
そして、色持ちもとても良いです。
けれども、その分次に明るく染めなおそうとしても、
髪にしっかりと定着している染料を普通のヘアカラー剤で明るくすることは困難です。
髪の状態や希望の明るさなどにもよりますが、
基本的に1度の工程でキレイに明るく染めるのは厳しいです。
それと髪への負担も掛かります。
暗く染めている髪を明るくしようとすると色ムラが出やすい!
髪に定着している染料も少しずつですが褪色していきます。
褪色の仕方も髪の表面、内側、毛先、根本付近、、、など
場所によって色落ちの度合いが変わってきます。
明るく染めようと脱色剤で色を明るくしていくと、
染料がしっかり定着しているところ、そうでないところ
で色ムラとなってでてきます。
それと暗めの白髪染めは特に赤味も強いので、
色ムラと同時に赤味も出てきやすいです。
暗く染めている髪をきれいに明るくするには?
1度で希望の明るさや色にするのでなく、
2~3回かけて徐々に希望の色に近づけていくことが、
髪への負担も少なく、キレイに仕上げやすいです。
まずは自分の髪への施術履歴を把握し、
美容師に相談することが大切です。
白髪も黒髪と同じようにきれいに染めるためには、カラー剤自体も大事ですが、なによりお客様の髪質、白髪の量などに合わせてカラー剤を調合するための豊富な知識と経験、希望の仕上がりにするための技術力が大切です。
美容室h.SHIPでは、白髪で悩むお客様のためにヘアカラーメニューに白髪染め専用のメニューをご用意しています。